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ちょっとしたPHPのソースコードの動作を確認したいとき、
そのPHPのコードをコマンドラインで対話的に実行できたら楽だなと思いませんか?
わざわざファイルに保存してPHP実行する手間を省けます。
例えば、新しいPHPの関数を試す時などに時短で便利です。
PHP公式マニュアルのソースをコピペして動作確認がすぐできるってことです。
前提条件
- PHPがインストール済みであること
- PHPのPATH設定が完了済みであること
まずはこの前提条件をクリアしているのかを確認してみましょう。
Windows環境の方はコマンドプロンプトを以下の方法で起動させる
キーボードの「Win + R」を同時押し⇒ ”cmd”を入力してエンター押下
そしてコマンドラインに以下のコマンドを入力
php -v
上記コマンドを実行して以下のようなバージョンを示す文字列がコマンドプロンプトに出力されれば前提条件はクリアです。
PHP 8.1.5 (cli) (built: Apr 12 2022 17:38:57) (ZTS Visual C++ 2019 x64)
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.1.5, Copyright (c) Zend Technologies
インストールされたバージョンを示す文字が出力されれば前提条件はクリア
PHPをコマンドラインで対話的に実行「php -a」
それでは本題に進みます。
PHPをコマンドラインで実行するには「php -a」 をコマンドラインで実行します。
対話的に実行するモードになるので、複数行のプログラムも書けちゃいます。
それでは試していきましょう。
Windowsのコマンドプロンプトでもよいし、VSCodeのターミナルからも実行できます。好きな方でいいです。
まずは簡単に変数の中身を出力する
// 以下のコマンドでPHPを対話的にコマンド実行できます
php -a
Interactive shell // この文字列がでれば成功。次行から対話型でPHPが実行できるよ
$hoge = 'hello PHP';
echo $hoge;
上記コードを打てば変数に格納した以下の文字がちゃんと出力されるよ
hello PHP
ループ処理もできるよ
対話形式なのでループ処理だって動作確認ができます。
php -a
Interactive shell
$fruits = array('lemon' => '100yen', 'banana' => '160yen', 'kiwi' => '80yen');
foreach($fruits as $value){
echo $value;
}
上記のプログラムで以下の文字列が出力されるよ
100yen160yen80yen
まとめ
簡単なPHPのソースコードならコマンドラインから「php -a 」で実行・動作確認できることがわかりました。
PHPソースエディタとして人気のあるVSCodeのターミナルからも実行できます。
ただ、それなりに量の多い実装ならやはりソースエディタでインデントやサジェスト機能を使ってコーディングした方が良いです。視覚的に見やすい方がバグが発生しないですからね。