きつい建築業界をやめてITエンジニアへ転職した話

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  • 暑い日も寒い日も悪天候の日も汗を流して働くのがツライ
  • このまま年齢を重ねた時の体力的な不安
  • 同僚に若手が少なく年配者ばかりで話が合わない

建築業界で働く方でこのような悩みを抱えている人いませんか?

実は私も20代は建築業界にいてこれと同じ悩みを抱えていました。 そして悩んだ末に私はIT業界へ転職してこの悩みを解消し、10年以上もシステムエンジニアとして働いています。

未経験でITエンジニアへ転職した私でも30代で年収は650万円を超え、念願の700万円を達成できそうです。

建築業界で悩んでいたあの頃にIT業界へ転職するという行動を起こして本当に良かったと思っています。

この記事の前半では建築業界で私が抱えた悩みを、後半では私が実践した転職の方法を経験を交えて紹介していきます。

この記事で語る建築業界の定義

大手ゼネコン勤務者や現場監督ではありません。 いわゆる親方の元で弟子として、現場にいる肉体労働者を指します。

建築業界の将来性

新築物件や建てたあとにも老朽化修理があるため、需要がなくなることはないと考えます。

若者離れによって人材不足が発生しているので、そこをあえて狙って若い人材が就職すれば重宝される可能性があります。

建築業界で私が抱えた悩み

さて前置きは終わりにしてここからは私が建築業界にいた時に抱えた悩みを紹介します。

朝早く休みが少ないため自分の時間が確保できない

当時の私は月曜日から土曜日まで週6勤務で朝は6時に家を出発。帰宅する20時頃には疲れてクタクタです。

休みは週に1度の日曜日しかなく、平日の疲れから趣味の時間を確保することはできない状態でした。

同業者の属性

語弊を招く可能性がありますが、私が感じたことを書きます。

私は同業者の皆さんと仲良くなれませんでした。話す内容や行動が下世話すぎるのです。細かい話は割愛しますが、居心地の悪さが常にありました。そして年代も年上ばかりで、若い人も異性もいない。

極めつけに親方との相性が悪くて会話もなし。ここは自分がいる居場所ではない、そう考えながら仕事をしていました。

怪我と老後

仕事で骨折をして仕事ができなくなったことがあります。労災保険でお金はいただけますが、給料の全額が貰えるわけではありません。肉体労働者なので当然ですが、怪我すると給料がなくなるリスクがあります。デスクワークなら骨折程度なら仕事が可能です。

若いうちは多少の怪我でも無理ができますが、将来の50歳、60歳の自分を想像してください。体力的にキツイ仕事を続けることが可能でしょうか?私はこのまま年を取ると大変だなと予想しました。

天候に左右される職場

外で働く場合は、天候の影響を受けます。雨や雪が降ると仕事ができない時もあります。出勤扱いにしてくれるかどうかは雇用主との契約次第です。私は休み扱いで給料が減りました。一般のサラリーマンだと天候のせいで月給が減るってことは基本的にありません。

反対に大雨や雪の日でも外で作業をする場合もありました。

雨だけではなく、炎天下もつらいです。

炎天下でホコリにまみれた自分が窓ガラスの反射で映し出されたときに、精神的なつらさを感じました。

悩みを解決してくれたのは転職

抱えていた悩みは自分の力で解決するのが難しいため、私は転職という手段を選びました。

同じ建築業界内での転職は失敗

そして私は同じ建築業界内で転職をしました。何かが変わると思ったからです。しかし何も変わりませんでした。やはり業界特有の悩みはどこにいっても解決しません。

最初の転職は失敗ですが、いい勉強になりました。

異業種への転職で悩みは解決した

1度目の転職で失敗した私は、次は異業種にしよう。そして私の悩みを解決できそうな全然違う分野へ挑戦しようと決めたのです。

もし私と同じ悩みを抱えているなら、絶対に異業種へ転職をおススメします。

そして、将来性のある業界がよいです。私はたまたま将来性のあるIT業界だったのでよかったです。

もし転職したい業界が特に決まっていない場合、私と同じIT業界にした方がよいと思います。

私が転職にIT業界を選んだ安易な理由

朝、現場で作業をしているとスーツを着たサラリーマンが爽やかに道を歩いていました。それを見た作業服姿の若い私は、自分がもう現場で働いているのにあのサラリーマンは小奇麗な格好をしてこれから仕事に向かっているのか!と羨ましく感じたのです。実際はその人も多忙な毎日なんだろうけど、その時の私にはそう感じてしまったのです。

そんな時に現場で怪我をしました。自宅療養となり、現場に行けなくなりました。建築業界で現場に行けない=収入が減るということです。これが肉体労働者ではない仕事ならば多少の怪我でもパソコン操作できれば仕事を続けられます。

そうゆう精神状態の時に、知り合いからプログラマという仕事が良いらしいと聞きました。それは何だと聞いたら「ATMでお金を引き出すことができるのはプログラマのおかげだ」と教えてもらいました。

すごい雑な説明なんだけど、当時の私にはすごいことに思えてすぐに未経験プログラマの求人募集に連絡しました。

未経験なんて恐れない

どんな業界だろうと異業種ならみんな未経験です。それを覚悟で転職しましょう。 私の話をするとIT業界へ転職する前はパソコンは触ったことがありませんでした。タイピングできないのでgoogleやYahoo!で検索することもできない状態。

いま考えると恐ろしい状態でIT業界へ足を踏み入れたなと思いますが、当時は自分を変えたくてなりふり構わっていられませんでした。

ヒトの行動力って恐ろしいものです。

とにかく未経験で採用してくれるIT会社に入社して、基礎から学んでいきました。

転職した行動力を維持して仕事をすれば、すぐに新しい仕事に慣れます。

肉体労働者はIT業界で活躍できる?

じゅうぶん活躍できます。

普通のサラリーマンがツライと感じる仕事なんて、肉体労働の経験がある人からすれば、屁の河童です。体力が違います。

プログラマはIT土方と揶揄されます。しかし、本当の土方を経験したことがプログラマは少ないはずです。両方経験した私が判断すると、プログラマより土方の方が何倍もツライです。

あと、サラリーマンが上司が怖いとか言いますが、それも建築業界の親方衆に比べれば怖くないです。そうゆう気持ちでいれば他のプログラマよりも優位性のあるキャラとして活躍できます。

IT業界には未来と拡張性がある

いま電車やバスに乗ると、ほとんど全員がスマホを触っている景色だと思います。 家に帰ってもスマホでネットを見ているのではないでしょうか? Amazonプライムやネットフリックスで動画も見ますか?

厚生労働省によると個人のインターネット利用者は約80%となっています。

出所:厚生労働省「図表1-4-1 家庭、個人の生活面で見た情報化の進展」

このように今はネット社会です。

そしてそれを支えているのがプログラムです。ITスキルを持った人の未来が想像できますね。

次にITスキルの拡張性です。

ITでスキルを得れば副業も簡単に可能です。パソコン1台という低コストでできます。

一方で建築業界で得たスキルでできる低コストの副業ってあまりイメージできません。建築材料などの仕入れが必要です。

こういった意味でもIT業界がおススメできます。

まとめ

建築業界と私の転職話を紹介しました。

もし私と同じ悩みを抱えているなら、転職という行動を起こしてみてはいかがでしょうか。

転職するなら転職エージェントなどのサービスへの登録は必ずした方がよいです。転職が失敗する確率が減ります。

しかも登録が無料のサービスが多いです。いまの仕事を続けながら転職エージェントに登録して、良い会社に出会ったら転職するのが良いです。

ここからはあなたの行動力次第です。

私が行った転職方法や最新の転職方法は次の記事で確認してください。